2010 年 6 月 28 日 月曜日
皆様,こんにちは“ Esprit ” のFujiiです。
本日は 皆様お待ちかね!(?) [Gisele] のコーディネイト Vol,3です。
これまでの [Gisele] コーディネイトは 、官能的な“ Tango Aregentino ”や “ FILM NOIR ” で
表現して参りました。
そこで 今回のコーディネイトは、清らかなGENTLE MAN 編 です!!(これで、オフィスでもOKです!)
ネイビーのストライプスーツに 同色の≪花柄タイ≫ , そして ≪花柄プリントチーフ≫ を挿します。
これにより、ストライプスーツの“キザ”な印象と[Gisele] のインパクトが 中和されます。
(おぉ~! かなり好印象!!)
“お茶目”のダメ押しで、カフリンクスも“花”をモチーフにしたもので!
≪花柄タイ≫ が “ 可愛い ”過ぎ!! とおっしゃる方には、控えめなワンポイントタイがお薦めです。
“ チーフ ”も ≪おとなしめ≫ にしてみました。
『 う~ん、違うんだなぁ~“ お茶目 ”ではなく“ シック ”で!!』とおっしゃる方には、グレーストライプの
クレリックシャツにシルバーグレーのタイを合わせて頂き “ chic & elegance ”で。
これなら、どこから見ても“ できる上司 ” に見えるのでは?
[Gisele] も心なしか インテリジェンスに見えてきます!!
“ できる上司 ” に昇格しても、カフリンクスの“ 遊び ” だけは忘れないでください。
さて、今夜は 貴方にとって, 大切な方の “ 特別 ” な記念日です・・・
パノラマビューで<都会の夜景>を一望できるフロアには、心地よい, ゆったりとしたピアノの音色。
お相手の女性は、今まで一度として約束に遅れたことが無い貴方が、何の連絡もなく,約束の時間を5分過ぎても
現れないことに不安と苛立ちを感じ始めている様子。
女性の前に、食前酒のシャンパンが運ばれたタイミングで “ MISTY ” の演奏が終わった。
シャイニーなドレスと入れ替わるように、ダークスーツに身を包んだ男が そのピアノ椅子につく。
『あら?』
シャンパングラスを持つ, 彼女の手が一瞬止まる・・・。
そう、今, ピアノ椅子についた “ 清らかなGENTLE MAN ” こそ貴方なのです!
貴方は,彼女を見つめ { 驚かせて, ごめん } とアイコンタクトを送ります。
「失礼いたします。」 まだ状況を理解できていない彼女のもとに このレストランのチーフマネージャー
が 小声で話しかける。
「あちらのピアニスト様から お客様に お渡しするよう 申しつかって参りました。」と、女性には抱えきれないほどの
真紅の薔薇の花束が渡された。
「あちらのピアニスト様の演奏は、お客様のためだけに演奏される たった一曲のようです。」
そう言って チーフマネージャーはテーブルから静かに離れて行った。
それが合図かのように、 “ 清らかなGENTLE MAN ” の演奏が静かに始まった。
彼女は 貴方が早く席に来てくれることを望む一方で、貴方の演奏する姿を永遠に見つめていたい、そんな、複雑な
心境のようです。
貴方が演奏を終え テーブルに着く時, シャンパンにではなく、貴方に酔いしれている彼女が、やさしい微笑みで
迎えてくれることでしょう。
Espritでの[Gisele]オーダーから、完成までの二ヶ月間、仕事帰りにピアノレッスンを授けた成果は十分発揮されまし
たね。
そして、事前に レストランのチーフマネージャーに 2,000 円 握らせた甲斐もあったようです。
a bientot !
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2010 年 6 月 21 日 月曜日
皆様, こんにちは “ Esprit ” の Fujii です。
街を歩いていて、パッ! と目を引く “ 伊達男 ”!!
そんな方を見かけると 私の場合, 真っ先に足元に目が行ってしまいます。
着ている服や、その着こなしは 申し分がないのですが、 くっ, 靴が・・・ざっ, 残念・・・っ。
靴のブランド云々ではなく、手入れを全くしていないのでは?と疑わざるをえない程, くたびれた靴を平気で履かれ
ている方を見かけます。( このようなケース、多々あります・・・。 )
お洒落であればあるほど、他人の視線は集まり, その視線は 必ず 足元に向くのです。
そこで本日は、 elegant を 格上げさせる ≪ 靴の輝き ≫ についてお話しさせて頂きます。
以前ご紹介した <Brift Ḧ> (ブリフト アッシュ) 長谷川 裕也 氏 の手にかかると、その靴に上品な表情が生まれます。
[ Amelie ] を履く, <Brift Ḧ> 代表 〚長谷川 “ GOLD FINGER ” 裕也〛氏
Esprit の MODEL SAMPLE SHOES 達も, 長谷川氏の手により elegant に!!
まるでエナメルコーティングをしたかの如く, 眩いまでの輝きを放ち, その光沢が 艶やかなフォルムを
更に elegant に演出してくれます。
“ 天使の輪 ” (?) が、チゼルトゥの流線美を妖艶に強調しています。
ボディーライン に沿って 流れる光の筋が、Esprit Dress Shoes 特有の GLAMOROUS LINE を浮かび上がらせてくれます。 ( おぉ~ sexy ! おぉ~ elegance !! )
〚長谷川 “ GOLD FINGER ” 裕也〛氏の ≪靴磨き≫ に対する思い入れをお聴きください!
私もトゥとヒールを “ 鏡面仕上げ ”で磨いています。 靴は, どんな時でも光輝いていないと絶対に駄目なんです。
そして “ 男の色気と気品 ”は ≪ 靴の輝き ≫ から生まれるものだと信じております。
『プロのように、上手くは輝かせられないなぁ・・・』とおっしゃる方は、一度, <Brift Ḧ> 様でベースを作って
もらうと、後のお手入れが楽ですよ。
それでは〚長谷川 “ GOLD FINGER ” 裕也〛氏の ≪靴磨き≫ パフォーマンスをご覧頂きお別れしたいと思います。
http://www.brift-h.com/
a bientot !
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2010 年 6 月 17 日 木曜日
皆様, こんにちは “ Esprit ” の Fujii です。
本日のブログは〚 Fashion における“ 靴 ”の重要性 〛【後編】です。
( 前編同様, タイトルから連想されるほど堅苦し内容ではありませんので、ご安心ください。 )
お陰さまで, Esprit のブログをスタートさせてから 3ヶ月が経ちました。
皆様から 「面白い!」、「参考になる!!」等々 ご好評を頂いておりますが、一方では、〚 靴屋 〛のブログ
のわりには、“ 作り ” や “ こだわり ” などの 技術的内容が薄い とのご意見も頂いておりました。
そこで “ Esprit ” Quality シリーズ (全3回) で <製法>, <素材>, <職人技術の高さ> など、職人のこだわりから
生み出される “ 靴 ” が いかに ≪ 高品質 ≫ であるかを述べさせて頂いた次第です。
確かに ORDER SHOES を展開されている 他店様のHPを拝見すると、製法・素材などを詳細かつ Deep に説明され,
私のブログのように 各モデルに対するファッションコーディネイトの提案, 更には【 妄想劇 】などは皆無です・・・。
しかし!!!!!!! が、しかし!!!!!!!! が、が、しかし!!!!!!!!(しつこい)
ここにこそ! ここにこそ! 嗚呼, ここにこそ!(だから、しつこい) “ Esprit ” の “ 真 ” のこだわりがあるのです!!
それでは その 〚 “ 真 ” のこだわり 〛 を “ あえて ” 語らせて頂きます。
これまで “ Esprit ” が、 ブログ内で、その製法や技術などを必要以上に記述してこなかった理由は, 【前編】
でも申し上げた通り, Fashion における“ 靴 ” の重要性を最高位に置いているためです。
平たく言えば ファッション性重視!! 先ずは, 見た目ありき!!
“ 格好良いか、格好悪いか ” これが “ Esprit ” の基本コンセプトであり, “ 真 ” のこだわりです。
「このスーツは本切羽でお台場仕上げでスーパー150でフックベントで7ミリステッチで…」
「この靴はカール・フロイデンベルグの革でハンドソーンウェルトでベベルドウエストで出し縫いもハンドで…」
などなど、ウンチクを語る方が 皆様の周りにも一人か二人はいらっしゃるのではないでしょうか?
少なくても私の周りで このようなウンチクを語る輩に、残念ながら 洒落者はおりません・・・。
(ウンチクに安心したいだけ?)
逆に, 洒落者で, エレガンスで, 格好の良い “ 伊達男 ” 達が、ウンチクを語っているシーンを見たことがありません。
お洒落に関して, 独自の “ 美学 ” や “ 美意識 ” を しっかり持っている “ 伊達男 ” ほど、 その多くを 語らない
傾向にあると感じます。
独自の美学や, 独自の美意識とは、あくまでも “ 独自 ” な訳で、それを自ら他人に語ったり, 押し付けたりするのは
“ 粋 ” ではありませんよね?
とかく, 男性はついついウンチクに走ってしまいがちですが、「お洒落かどうか」「格好良いかどうか」 と
それは別問題だと考えております。(学ぶ姿勢には敬意を表します)
ちなみに 私が着ている写真のスーツは France の生地で、elegance を全面に意識して、ベルシェイプ本切羽で、
ラペル幅を8.5cm にして、 アッ!? ・・・。
elegant であればあるほど、Dressy であればあるほど、 sexy であればあるほど、必要な Quality は ついてくるもの
だと信じております。
Esprit は “ ウンチクを圧倒する elegance ” を 裏コンセプトに、これからも精進して参ります。
a bientot !
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2010 年 6 月 14 日 月曜日
皆様, こんにちは “ Esprit ” の Fujii です。
本日は、〚“ Esprit ” Quality ! シリーズ 〛(全3回)では語り尽くせなかった Dress Shoes への熱い想いを,
〚 Fashion における“ 靴 ”の重要性 〛なる, なんとも堅苦しそうなタイトルでお話しさせて頂きます。
“ お洒落は足元から ” と言われますが、 これは男女を問わず, 世界共通のフレーズでしょう。
Esprit の ブランドコンセプトでも “ 靴はお洒落の基本にして仕上げ ” と申し上げておりますが、
Esprit が 考える ファッションにおける “ 靴 ” の 位置づけは、最重要アイテムであり, そのファッションを
生かすも殺すも “ 靴 ” 次第!!と考えます。
どんなに仕立ての良いスーツに身を包んでも, どんなに上質なドレスシャツを誂えても, 足元が上質でなければ
折角の “ 上質 ” が台無しです。 (詰めが甘い・・・)
逆に, 見るからに 上質の Dress Shoes を 履いているだけで、 他のアイテムが “ より上質 ” なモノに見える事が
あります。 (ハローエフェクト! 相乗効果!!)
このように “ 靴 ” とは、お洒落の基本中の基本であり、Dress Up の総仕上げアイテムだと思っています。
大袈裟に言うなら、履き手の “ 人となり ” を映し出す 絶対的アイテムと言っても過言ではないでしょう。
elegance を追求する Esprit Dress Shoes は スーツはもちろんのこと, DENIM スタイルも elegance に格上げします。
<主張>するのではなく, 履く人の<個性>を “ より輝かせる ” 唯一無二の Esprit Dress Shoes 。
もはや“ 杓子定規 ”的な Dress Shoes に 飽き, 満足できない方にこそ ご自分だけの elegance な1足を!!
ほら! 貴方の足元に 熱い視線を注ぐ <淑女>がいますよ!!
『 お互いを気にするように視線を送りあい、初めて言葉を交わし、二人の恋は一気に燃え上がる。
一目惚れから始まった一夜の恋も、やがて永遠の恋になるのだろうか・・・。』
ある夜出会った初対面の男女が恋に落ちるまでのロマンスが歌詞として描かれている≪ Strangers in the Night ≫
彼女の視線から “ 一目惚れはやがて永遠の恋に変わる 見知らぬ二人が出会ったあの夜から ” そんな歌詞通りの
気配が感じられます。
いやぁ~ Esprit の Dress Shoes を履いてきて, 良かったですね!!
a bientot !
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