皆様,こんにちは “Esprit” の Fujii です。
本日は久々のコーディネイト企画!! (意外と好評です)
【Mathilda】のリアルクローズのコーディネイト編です。
前回は 正装(タキシード)でのコーディネイトでしたが、今回は レセプションやガーデン・パーティー
など, より日常的な場面でのコーディネイトを提案したいと思います。
パーティーの招待状に, 特別な服装指定がない場合、平服やダークスーツとなります。
平服とは、通常のビジネス・スーツで informal または lounge suit などとも言います。
ダークスーツとは、濃紺や濃いグレーのスーツのことですが、私としては、無地の濃紺スーツをお勧め
します。(以下、ネイビースーツと表現します)
ネイビースーツは、誰でも一着はお持ちのアイテムで、私たち<日本人>の間では 比較的無難と認識されて
います。
それゆえに 着る人の“センス”が明らかになる 難しい色でもあります。
イメージしてみてください・・・チョークストライプ や シャドーストライプのスーツを着るとそれだけで
“華やか”な印象ですが、ネイビースーツは、その着こなしや, 着る人に“華”がないと、以外にも難しい
スーツなのですね。
それでは、実際の合わせ方をご覧ください。
ミッドナイトブルーのダブルブレストにシルバーのソリッドタイを合わせました。
胸ポケットには、白麻のチーフをTVフォールドで挿し<かしこまって参りました感>を醸し出しました。
時計やカフリンクスもクラシックなモノをチョイスすると、略式ながら、あらたまった装いに映ります。
一見「地味では?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、ここで 足元の[Mathilda] が その効力を
発揮するのです。
ここからは、クライアントの創立記念パーティーの会場にいることを想像してお読みください。(はじまっちゃった・・・)
1,000人を超す招待客の中、ライバル企業担当者の姿が目に入った。
『やっぱり、奴も来ていたか・・・。』
このレセプションで、次の契約を一気に進展させようと考えているあなたにとっては 厄介な存在。
そんな中,先程からタイミングを見定めている 新規事業推進室・室長を取り巻く招待客達が一瞬,途切れた。
『今だ!』
しかし、あざといライバルも、同じタイミングで挨拶にやって来た・・・。
あなたは、とっさの判断でほどけたシューレースを結び直すふりをして、その場にしゃがみ込んだ。
その瞬間、新規事業推進室・室長の視線が、あなたの足元へ!!
「おっ! 君っ!! それ どこのドレスシューズだ!?」
これをきっかけに、ライバル企業に 若干出遅れていた、契約が一気に加速したことは言うまでもない。
恐るべし[Mathilda]!!
さて、大きな契約を決めたことですので、祝杯をあげに出かけましょう!
次回は ガーデン・パーティーにおける[Mathilda] のコーディネイトを提案致します。
a bientoto !