紳士註文靴 “ Esprit ”

2010 年 5 月 30 日 日曜日


皆様, こんにちは “ Esprit ” の Fujii です。

5月19日(水)より 有楽町阪急様 7F 紳士靴フロア で展開をさせて頂いておりますが、私も週末の数時間

売り場に立たせて頂き Esprit パンフレットを添え, お客様にご案内申し上げております。



有楽町阪急様にお越し頂き, お渡しした Esprit パンフレットから ホームページにアクセス頂きましたお客様に

当ブログを通じ、あらためて Esprit Dress Shoes のご案内をさせて頂きます。

現在, Esprit では 3 LAST × 2 Design = 6 Design のDress Shoes のパターンオーダーを展開しております。


LAST No. : ML-F01 (デザイン名:左Adeline ・ 右 Amelie )













LAST No. : ML-F02 (デザイン名:左Cosette ・ 右 Mathilda )













LAST No. : ML-F03 (デザイン名:左Gisele ・ 右 Jacqueline )












ちなみに 各デザイン名は FRANCE 女性 のネーミングになっています。


さて、オーダーの手順ですが、まずは、上記6デザインの中から お好きなデザインをお選び頂きます。

各LASTと各デザインの乗せ換えは可能です。(例えば、LAST No. ML-F01 のフォルムで Cosette を仕立てるなど)


デザインがお決まりになりましたら、フィッティングシューズにて サイズを決めます。

フィッティングシューズは、各デザインごとに用意しておりますので既製靴の購入同様に, 実際のフィッティング

を確認頂けます。また、Esprit では、左右個別にサイズ確認を致しますので、右が26.0cm で 左が27.0cm などの

オーダーが可能です。


サイズか決りましたら、次は パティーヌカラー をお選び頂きます。

現在、カラー見本でのご用意は、18色です。 カラー見本をベースに 濃淡やグラデーションのトーン変更など

ご希望があればご相談ください。(塗り分け:2色使いなども可能です)


カラーリングが決りましたら シューレースをお選び頂きます。
















シューレースは 丸紐60色、平紐51色 と 豊富に用意しております。


次に 細部の仕様を決めていきます。

大きなところでは、アウトソールの仕上げです。(半カラス OR カラス仕上げです。)

まずは、オーソドックスな<半カラス>仕上げをご覧ください。




次に、エスプリの効いた<半カラス>仕上げをご覧ください。




次は <カラス>仕上げです。












グラサージュを効かせた ダークブラウン。





左:グラサージュを効かせた パープル。 右:ブラック。


ここまでが大きな流れです。

参考までに、お薦めのオプション <イニシャル・メダリオン> の刻印をご紹介します。












<字体サンプル>

実際に刻印を入れた写真をご覧ください。


ヒールカップ外側への刻印例


トゥへの刻印例

この他にも 多数オプションを取り揃えております。


そして、最後に シューボックスのお色をお選び頂き終了です!!



左:noir , 右:marron


尚, Esprit では、オーダー後の メンテナンス(パティーヌ補色やソール張替など)もお受けしております。

この機会に 是非, 極上の “ elegance ” を!!




a bientot !

Esprit COLLECTION の紹介 【Gisele】 ②

2010 年 5 月 28 日 金曜日


皆様, こんにちは “ Esprit ”の Fujii です。

本日は、Esprit Collection [ Gisele ]のコーディネイト編 です。












[ Gisele ] は『インパクトが強い!』とよく言われますが、恐らく, このデザインと,このカラーリングがそのような印象に

映るのではないでしょうか?

以前, カラーサンプルの紹介でも 申し上げましたが [ Gisele ] を マロン系で仕立てると、とてもオーソドックスで

“ Classic elegance ” な香りのする Dress Shoes になると思います。













ちなみに、サンプルシューズのコンセプトは “ フィルム・ノワール ” な世界をイメージしてみました。

では、そんな “ フィルム・ノワール ” なコーディネイトを提案します!

まずは、ライトグレーのストライプスーツです。












黒無地のシルクニットタイにリネンのチーフで色見を抑えました。



次は、タイとチーフを替えて 若干の “ 華やかさ ” を加味してみました。













カフリンクスも, そんな香りのするもので・・・。















どうせなら “そのまま”のインパクトを楽しみたい!!とおっしゃる方には、ノータイをお薦めします!!














ネイピー×ストライプスーツのバージョンはこちら。












余談ですが、ネイビーのストライプスーツに挿している マルチカラーのトリミングが施されている白リネンチーフに

<赤糸>のボタンホールがあるのがお分かりになりますか?(拡大してご覧ください)

これ、食事の際、サッ!と抜き出し, ドレスシャツのボタンに留めて ナプキン代わりになる優れモノなんです!

(もっとも、一流レストランでは テーブルにセッティングされていますが・・・)


さぁ、 “ フィルム・ノワール ” なコーディネイトが整ったところで, そちらの世界へ参りましょう!!
  (今回のPVは、埋め込みができませんでしたので、お手数ですがクリックしてください。)
                       ⇓
Dany Brillant - Ca L’fait… Le Big Band 動画へのリンクはこちら

a bientot !

Esprit COLLECTION の紹介 【Gisele】 ①

2010 年 5 月 25 日 火曜日


皆様, こんにちは “ Esprit ”の Fujii です。

本日は、Esprit Collection の紹介 第5弾[ Gisele ] (ジゼル) です。(LAST: ML-F03)












ご覧の通り、この [ Gisele ] は 主張が強めのデザインです。

それゆえに好き嫌いがハッキリと別れるのではないかと思いますが、私は大好きです。(またも自画自賛)




























ヒールカップ内側でスキンステッチ仕上げにしております。


サンプルシューズのカラーは“ルージュ・ノワール”(BK-03)で仕上げております。

ウイングの切り替えラインに沿って良い感じに赤が入っています。

自然光(太陽の光)にあたると紫蘇色で、そのデザインと相まって、なんとも妖艶で “ SEXY ” です。














[Gisele] のデザインベースは、皆様もよくご存じの“ギリー(Gillie)”です。

本来の ギリーシューズは ≪タン(舌革)≫ がなく、ハトメ仕様が伝統的なモノのようです。












一般的には、舞踏用の靴として知られており、そこに行きつくまでの しっかりとした歴史的背景があるよです。


他有名ブランドでも数多く展開されている この“ギリー(Gillie)” , Esprit では ブローキングを一切排除し

より “ Sexy ” に, より “ elegant ” なデザインに仕上げました。













ご希望に応じ, プレーントゥやキャップトゥでもお受け致します。


さて、折角の“ 舞踏用の靴 ”ですので、 素敵な女性をエスコートなさっては如何ですか?




次回は [Gisele] での コーディネイトを提案致します。

A bientot !

『 続・OCEANS 干場 義雅 様の 【Cosette】!!』

2010 年 5 月 24 日 月曜日


皆様, こんにちは “ Esprit ”の Fujii です。

さて、先日, OCEANS 副編集長 兼 クリエイティブディレクター 干場 義雅 様の [Cosette] を紹介しましたが

いよいよ 実際にお履き頂いた写真の公開です!

その前に、再度, POINT を整理してみましょう!!


まずは、都内のカフェで密会しました。













そして、実際に出来上がった [ Cosette ] をご覧頂きました。













ヒールカップ外側に、Esprit の効いたイニシャルメダリオンを施し!













アウトソールは、アッパーカラーに合わせ, ブラウン系のグラサージュな<カラス仕上げ>にしたのです!














そして、干場様のご満悦の笑みで締めくくったのでした。












めでたし、めでたし。


そして、お仕事の合間に, お履きになられた感じをパチリ!!

(干場様のブログでも 一足早く公開されていました。)
















うぅ~ん、流石, 干場様! Italia人を目指されているだけあって、Italian な履きこなしです!!

スーツスタイルにおける Dress Shoes の重要性を再認識させられる一枚です。




感謝の意と敬意を表し、この曲をプレゼントさせて頂きます!!



a bientot !

“ Shoe Polish ! ” , “ Shoe Shine !! ”

2010 年 5 月 22 日 土曜日


皆様こんにちは、“ Esprit ” のFujii です。

本日は Dress Shoes の [ 磨き ] について お話し したいと思います。

靴好きの皆様に、靴磨きのウンチクや 手順を述べるのは 野暮だと思いますので、私の愛用品を紹介致します。

まずはこちら!












サフィール ノワール / エクストラファインクリーム と サフィール ノワール / ビーズワックス ポリッシュ です。


そして こちら!












サフィール / ビーズワックス ファインクリーム と サフィール / ビーズワックス ポリッシュ です。


更に こちらも!!












KIWI PARADE GLOSS



さて、この3種類をどのように使い分けるかと申しますと!  特に無く, その日の気分です!!

私のような素人には 成分がどうだ、レシピがどうだ、と言われても, その“差”など 分かるはずもなく・・・。

しかし<鏡面磨き>の仕上がりは どれも素晴らしく 濡れたような艶っぽい光沢を放ってくれます!!

(トゥとヒールに顔が映り込むほど磨きあげます!!)


以前, キャップトゥ の Dress Shoes を履いていた時, 知人に『 エナメルの靴だと思った 』と言われたことが

ありましたが、☆ ピッカピカ ☆ の靴を履いていると 気持ちまで “ elegant ” になりますよね。




さて、ディナー後のコーヒーを飲みながら・・・


『今夜は 月が とても綺麗だから 少し遠回りして送るよ。』

「本当に綺麗な月ね。」

『・・・でも、君の美しさに比べたら今夜の月も台無しだ。 』

「あら、お上手なのね?」

『僕が上手いのは “ 靴磨き ” さ。』

「まぁ、ほんと! とっても輝いてるわね ♡ 」

『この<靴>の輝きも、君の“ 輝き ” には完敗だ。 』

「お世辞でも嬉しいわ。 」

『お世辞なんかじゃないさ・・・ だって、今夜の月もそう言ってるんだから。』


“ 紳士 ” のまま送り届けるも、“ 狼男 ” に変貌するも貴方次第です!



a bientot !

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