〜 Balmoral 〜

2020 年 1 月 17 日 金曜日

こんにちは、Esprit の Fujii です。

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2020年 第1弾のBLOGは、Balmoral(バルモラル)のドレスシューズについて

お話しさせて頂きます。


Balmoralとは、腰革(quarter)が 爪先革の内側に縫い付けられており

履き口が下方で開かずに、両方の腰革が真ん中で合う形になったものを指します。

その形から「内羽根式」と呼ばれています。

スコットランドの「バルモラル城」に由来した名称で、ビクトリア女王の夫君アルバート公が

1853年に考案した形といわれています。

公が王室御用達の靴屋に作らせた、その靴を履き スコットランドの別荘であるバルモラル城で

リゾートを愉しまれたことから、内羽根式の靴を Balmoral と呼ぶようになりました。

履き口の可動域が外羽根に比べ狭く、より精度の高いフィッティングが必要とされることから

貴族階級の中で好まれて履かれていた靴です。

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それでは、Esprit Dress Shoes の Balmoral タイプをご紹介致します。

先ずは紳士靴の王道、キャップトゥから。

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Esprit の キャップトゥは、Grande Collections , D’or Collections 共に

レベルソ仕様(各パーツの切返し部の縫い糸が見えない仕様)になっています。

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次にご紹介するのは、プレーントゥです。

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Esprit のバルモラル プレーントゥは、あえてレースステイ部からトップラインにかけ

唯一, パーフォレーション(飾り穴)を施し、チョットした遊び心を入れております。

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ラストは(靴だけに)、サイドレース シューズです。

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元来、サイドレース シューズは、オーストラリアからドイツの地域にかけて

発祥したローカルな カントリーシューズです。

Esprit のサイドレースは、Esprit の真骨頂である トップキウゾ仕様

(コバの張り出しを極限まで抑える仕様)、一枚革から形成される

ホールカット仕立て、シンプルなデザインのプレーントゥです。

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そしてEsprit の中でも1番細身のLAST(木型)ML-F03を採用することで

究極のドレス顔に昇華させています。

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今回ご紹介した Balmoral タイプのドレスシューズは、普段使いは勿論のこと

smoking (tuxedo, dinner jk) で、ドレスアップした足元に最適です。

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さて、貴兄なら どの Balmoral タイプをお選びになりますか?



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À bientôt !

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