ダウン・タウン・ブギ・ウギ・バンドの “ スモーキング・ブギ ” を地で行くように
父親の缶入りピースに火を着けたのが中学一年生でした。
そこから始まった喫煙歴も今年で47年になりました。
その間, 本気で禁煙を考えたのは2度だけ。
1度目は、高校一年生 15歳の春。
入学早々、無期停学処分を受けた翌朝から禁煙するも
半日すら我慢出来ず断念…。
そして2度目は、昨年11月。
GITANESの日本国内販売終了というショッキングなニュースを受け
33年に渡り愛飲してきたGITANESが吸えなくなるのであればキッパリとやめよう!!
と禁煙を決意。
しかし…
そこは 〝女々しい〟私。
ストックのあるタバコ屋さんを探しては買い占め、探しては買い占めを繰り返し
『これを全部吸ったらやめよう』と、都度, 禁煙を先延ばしにしていました。
そして
2023年10月15日 16:00
決意からおよそ一年。
買い溜めしたGITANES を 6カートン残し
ついに、禁煙いや〝卒煙〟しました。
健康のためなどではなく
経済的事情などでもない
〝 GITANES以外は煙草ではない 〟
と、己の美意識を押し通した末の卒煙。
美学を貫き, 悦に入った私は、 ふと, 昭和の歌姫〝 山口百恵 〟さんが
引退コンサートの最後で、マイクをステージに置き、フアンの前から
フェイドアウトしたと言う、有名な話を思い出しました。
『 ありがとう、幸せになります 』と、言ったとか, 言わなかったとか。
そして私も、GITANES をそっとテーブルに置き
一人, 卒煙の儀を行ったのでした。
Adieu mon amour GITANES (さらば愛しのジターヌ)
〝 ありがとう 健康になります 〟