ふと『落ち着いたベージュのコットンスーツが欲しいなぁ〜』と。
思い立ったが吉日。
直ぐ様、ラデューロ 小野寺氏に連絡。

あ、D’or Collections Monique の (N゜3) Gris Nuage を履いてくださっている!!
私が最初にベージュのコットンスーツを作ったのは、今から20年ほど前。
まだ〝可愛い会社員〟時代でした。

コットンという、比較的カジュアルな生地の為、アンタイドで〝スポーティ・エレガント〟
な印象にすべく, 唯一のノッチドラぺル、唯一の段返り3釦に挑戦しました。


20年経った今も現役で頑張っています。
そして今回
生地は、SOLBIATI(ソルビアッティ)のGABARDILIAというコレクションから
明るめのベージュを。



GABARDILIAのコレクションは、いわゆるコットンギャバジンの生地ですが
通常良くある、綾目がハッキリとして、しっかりとした固めのギャバジンでは無く
綾目が細かく, 柔らかい、コットンの中では軽めの生地です。
〜 盛夏でもスーツ!〜を貫く私にとっては、その生地の〝薄さ〟が決め手となりました。

さて、今回のテーマは
~ カジュアルなコットン生地を、ダブルブレステッドで仕立て
タイドアップでエレガントに着こなす~
そんなイメージで完成したスーツがこちらです






ご覧のように、一見、かっちりとした〝英国調〟6釦× 2掛に見えますが
腰ポケットをあえてのアウトポケットに。
そして、右のポケットには、サングラス収容用の重ねポケットといった
お遊びを。



普段はブラウン系のタイやチーフでシックにまとめ



デートの際は華やかに♡



仕上げの足元は リッチでセクシーな Cigare で決まりです。




本日は、20年ぶりに仕立てたベージュのコットンスーツをご覧頂きました。

À bientôt !










