Fashionにおける “ 靴 ” の重要性 【後編】 。


皆様, こんにちは “ Esprit ” の Fujii です。

本日のブログは〚 Fashion における“ 靴 ”の重要性 〛【後編】です。

( 前編同様, タイトルから連想されるほど堅苦し内容ではありませんので、ご安心ください。 )


お陰さまで, Esprit のブログをスタートさせてから 3ヶ月が経ちました。

皆様から 「面白い!」、「参考になる!!」等々 ご好評を頂いておりますが、一方では、〚 靴屋 〛のブログ

のわりには、“ 作り ” や “ こだわり ” などの 技術的内容が薄い とのご意見も頂いておりました。

そこで “ Esprit ” Quality シリーズ (全3回) で <製法>, <素材>, <職人技術の高さ> など、職人のこだわりから

生み出される “ 靴 ” が いかに ≪ 高品質 ≫ であるかを述べさせて頂いた次第です。


確かに ORDER SHOES を展開されている 他店様のHPを拝見すると、製法・素材などを詳細かつ Deep に説明され,

私のブログのように 各モデルに対するファッションコーディネイトの提案, 更には【 妄想劇 】などは皆無です・・・。

しかし!!!!!!! が、しかし!!!!!!!! が、が、しかし!!!!!!!!(しつこい)

ここにこそ! ここにこそ! 嗚呼, ここにこそ!(だから、しつこい) “ Esprit ” の “ 真 ” のこだわりがあるのです!!

















それでは その 〚 “ 真 ” のこだわり 〛 を “ あえて ” 語らせて頂きます。


これまで “ Esprit ” が、 ブログ内で、その製法や技術などを必要以上に記述してこなかった理由は, 【前編】

でも申し上げた通り, Fashion における“ 靴 ” の重要性を最高位に置いているためです。

平たく言えば ファッション性重視!!   先ずは, 見た目ありき!! 

“ 格好良いか、格好悪いか ” これが “ Esprit ” の基本コンセプトであり, “ 真 ” のこだわりです。


「このスーツは本切羽でお台場仕上げでスーパー150でフックベントで7ミリステッチで…」

「この靴はカール・フロイデンベルグの革でハンドソーンウェルトでベベルドウエストで出し縫いもハンドで…」

などなど、ウンチクを語る方が 皆様の周りにも一人か二人はいらっしゃるのではないでしょうか?

少なくても私の周りで このようなウンチクを語る輩に、残念ながら 洒落者はおりません・・・。
(ウンチクに安心したいだけ?)

逆に, 洒落者で, エレガンスで, 格好の良い “ 伊達男 ” 達が、ウンチクを語っているシーンを見たことがありません。


お洒落に関して, 独自の “ 美学 ” や “ 美意識 ” を しっかり持っている “ 伊達男 ” ほど、 その多くを 語らない

傾向にあると感じます。

独自の美学や, 独自の美意識とは、あくまでも “ 独自 ” な訳で、それを自ら他人に語ったり, 押し付けたりするのは

“ 粋 ” ではありませんよね?

とかく, 男性はついついウンチクに走ってしまいがちですが、「お洒落かどうか」「格好良いかどうか」 と

それは別問題だと考えております。(学ぶ姿勢には敬意を表します)



ちなみに 私が着ている写真のスーツは France の生地で、elegance を全面に意識して、ベルシェイプ本切羽で、

ラペル幅を8.5cm にして、 アッ!? ・・・。


elegant であればあるほど、Dressy であればあるほど、 sexy であればあるほど、必要な Quality は ついてくるもの

だと信じております。

Esprit は “ ウンチクを圧倒する elegance ” を 裏コンセプトに、これからも精進して参ります。




a bientot !