皆様, こんにちは “ Esprit ” の Fujii です。
本日は “ Esprit ” Quality ! シリーズ 第2回 <ブラック製法へのこだわりの巻> と題してお話しさせて頂きます。
まずは、3月10日のブログから抜粋した文章をご覧ください。
↓
『わたくしが“Esprit”のモデルラインを考える際、念頭にあったのは<自分が履きたい靴>でした。
そして、そのキーワードは
・抑揚があり、流れるようなボディライン
・優美で気品のあるディテール
・エレガントで上品な色気を醸し出すフォルム
・主張し過ぎず,しかしながら、しっかりと個性をもったセクシーなドレスシューズ
そんな“靴”を さりげなく、格好よく履きたいと思いました。
そして、同じ感性をお持ちで“Esprit”の靴を支持してくださるお客様方に120%ご満足頂けるサービスを
提供したいと考えています。』
と、この様なことを語っておりました。
“ elegance ” , “ sexy ”, “ dressy ” など、これら全てを兼ね備えるため, Esprit では“ ブラック製法 ” を採用しました。
この “ ブラック製法 ” とは、アッパーと中底, ソールをダイレクトに縫い合わせる製法で、他製法と比較すると
コバ部が張らず、ドレッシーに仕上がります。
FRANCE の Berluti や Aubercy , ITALIA の TANINO CRISCI や ARTIOLI など, 名だたる ラグジュアリーブランド
が採用している製法です。
Esprit のDress Shoes は、この “ ブラック製法 ” を用い, 職人の技量で コバの張り出しを極限まで抑えます。
せめこまれたコバは、高い技術の証です!
ご覧のように、上から見ると コバが全く見えません!
アッパー寸前まで せめこまれたコバですが、しっかりと ウィールが施されています!
これぞ< 神業 >! これぞ< L elegant >!!
次に ヒールの作りですが, Esprit では “ ピッチドヒール ” を採用しております。
この“ ピッチドヒール ”は、ヒールリフトの側面が 接地面に向かって細くテーパードする仕様です。
元来, ビスポーク由来の技法で、エレガントに演出する効果があります。
一般的なヒールと比べると、その差は歴然です。
私 “ Fujii ” 所有の 某ブランドの Dress Shoes 。
次に フォルムですが < 自分が履きたい靴 > から発展する Esprit のブランドコンセプト並びに商品コンセプトの
3大要素である <エレガントでドレッシーな靴>, <優美で洗練された靴> , <上品で色気のある靴>
これら全てを網羅して 3つのLAST を起したところ, 偶発的にも 全てが “ チゼルトゥ ” になっていました。
ご覧ください! 優美なカーブライン!! 完成されたフォルム!!!
美しい流線形シルエットが印象的な “ チゼルトゥ ” は、そのLAST ごとに, 緩やかな落ち方, 鋭角な落ち方 など、
それぞれの <特色> を持たせています。
LAST No. : ML-F01
LAST No. : ML-F02
LAST No. : ML-F03
こうして 完成した エレガント で 洗練されたフォルムの Esprit Dress Shoes を スーツに合わせると,
艶やかで, 色気のある 足元が演出されます。
ファッションに独自の美学を持ち, 常に他人との差別化を意識し, 何よりも “ elegance ” を重んじる、
そんな、スタイリッシュな方にこそ、Esprit の “ 妖艶 ” な Dress Shoes を さりげなく, 恰好よくお履き頂きたいと
考えています。
次回は“ Esprit ” Quality ! シリーズ 第3回 <革素材の巻> です!!
a bientot !